ヴィンテージを扱う出品者向け
レタッチが商品説明を消してしまうとき
多くの画像ツールは、商品を実際より新しく見せるために存在します。中古を扱うなら、新しく見えることは良いことではありません。値段をつけた対象はその跡であり、跡を消すことは、購入者が確かめていたものを消すことです。

ここでは「よくすること」が誤った初期設定です
画像の道具は、当たり前すぎて口に出されない前提の上に作られています。目的は商品をより良く見せることだ、という前提です。背景を消し、光をならし、表面をきれいにする。新品の在庫なら、この前提は害になりません。どちらにしても、箱の中の物と写真の中の物は同じだからです。
中古の販売はこれを壊します。50年分の使用の跡がある作品は、その跡に価格がついています。ホールマークがどれだけ残っているか、リングの輪の部分がサイズ直しされているか、留め具は元のままか。これらの跡は写真の欠点ではありません。仕様そのものです。
ですから、この種の出品者にとって画像の道具について問うべきことは、写真をどれだけ良くできるかではありません。実物をどれだけ変えずにいられるか、です。
指示が実際に求めていること
どの生成にも同じ保護の文言が添えられます。中古を扱うなら、よく読む価値があります。そのうち2つの動詞は、まさにこの点に関わります。
- 保つ
- シルエット、構造、開口部、コマ、留め具、宝石の数、モチーフ、彫刻、地金の色、比率、点数が、まとめた言い方ではなく1つずつ名指しで挙げられています。
- 単純化しない
- 使用の跡が消えるのは、まさに単純化によってです。すり減った彫刻がくっきりした彫刻になり、丸くなった稜線が鋭い稜線になります。指示は、それをしてはならないこととして名指ししています。
- 作り替えない、置き換えない
- 交換された留め具や、元のものではない宝石は、開示した内容の一部です。画像がそれを黙って元通りにしてしまえば、自分の商品ページと矛盾します。
- 指示であって、保証ではない
- これは生成モデルへの指示であり、アプリ自身の文言も出力は毎回変わると述べています。確認する工程は自分で担うことになり、一点物では省けません。
中古の作品の生成画像を公開する前に
5つの確認。いずれも自分で撮った元の写真との見比べです。
- 商品ページで説明した使用の跡が、結果にも見えている。
- 彫刻とホールマークが、元の写真よりきれいになっていない。
- 宝石の数と、交換された部品が変わっていない。
- 比率が一致している。サイズ直しをした輪の部分は、直したように見えたままである。
- 状態は、プレビューからの推測ではなく、自分で撮った寄りの写真で記録している。
これができないこと
- 状態を記録しません。使用の跡、ホールマーク、修理の痕跡には、自分で撮った寄りの写真が必要です。
- 真贋の判定、年代の特定、価値の評価はしません。
- どのマーケットプレイスとも接続しません。画像は他と同じように書き出してアップロードします。
- 保護を保証しません。保護は指示されるものであり、確認は自分で行う必要があります。
よくある質問
作品の使用の跡を、きれいにしてしまいますか?
そうしないよう指示されています。保護の文言は彫刻、比率、地金の色を名指しし、単純化も作り替えもしないようモデルに伝えます。中古にとってはこれが正しい初期設定です。ただし保証ではなく指示なので、公開する前に結果を自分の元の写真と見比べてください。
状態の撮影に使えますか?
使えません。これは工夫で回避できる制限ではなく、役割の違いです。着用プレビューが見せるのは大きさと落ち感です。状態には、実際の跡を自分で撮った寄りの写真が必要で、説明はそこから書くべきものです。
結果が作品を変えてしまったらどうしますか?
報告して、公開しないでください。報告理由の一覧は、まさにその場合から始まります。一点物では画像が説明として働き、実物と一致しない説明は、いずれ返品になります。
遺品のロットにも役立ちますか?
大きさと落ち感については役立ちます。その部分はまとめて処理できます。状態の作業は、定義上1点ごとの仕事なのでまとめられません。この2つを分けることが、量の多いロットを扱えるようにします。